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スムーズな口座開設を

会社設立にはスムーズな口座開設を


会社設立の大切な知識の一つに、銀行口座の開設があります。なぜなら開設には時間もかかり、事業が開始して取引が始まっても、お客さんからお金を振り込んでもらうための口座が間に合わないというケースもあるからです。そんな困ったことにならないようにするためにも、事前の適切な対策を知っておくべきです。
まずは以下の三つに注意しましょう。第一に、資本金の金額が少なすぎる場合です。一般にその額が低ければ低いほど、開設を断られるリスクは高くなります。資本金の最低額は銀行によって基準がありますので、事前確認を忘れないことです。事業を展開する上で必要なお金を基にして、最初から適切な資本金を設定しておくことです。
第二に、事務所や店舗などの拠点の実態が不明な場合です。会社の所在地が曖昧だったり、オフィスもなく固定電話もない場合など、事務所の実態が不明であれば、断られる可能性は高くなります。申し込みの際には、オフィスなどはしっかりと整理し、賃貸契約書などの提出には、速やかに応じられるようにしておくことです。
第三に、会社の事業目的や事業内容がはっきりしないような場合です。たとえば会社の定款に色々な事業目的を書き連ねると、「いったいどんな事業の会社なのか」と銀行は不審に感じます。ですから、事業の内容が明瞭な資料を用意して、誤解されないようにしなければなりません。
また、口座の開設にはある程度の期間が必要になることも忘れてはなりません。開設には履歴事項全部証明書が必要ですし、その証明書は会社設立の日から一週間から二週間くらい後に取得が可能となります。それに開設のための銀行の審査もありますので、それも二週間くらいかかると覚悟しておくべきです。そのため、会社設立から一か月近くかかてしまう場合もあるのです。
つまり、仕事で請求書を出さなければならない時も、法人口座番号が入っている請求書は、約一か月後になってしまうという事なのです。ですから会社設立後すぐに入金の予定がある場合は、事前にスケジュールを管理して、法人口座開設の手続きは十分に余裕を持って行うべきです。
ところで口座を開設する銀行には、大きく、都市銀行、地方銀行、そしてインターネット銀行の三つがあります。ただ、お客さんからの信用、日本中にお客さんがいる、大手企業がお客さんである場合などを考慮すると、振り込み手数料が高いデメリットがあったとしても、都市銀行の選択肢を第一に考えておくのが基本と言えます。
しかし、地域と密着した地方銀行の強みを活用したいなら、地方銀行を第一に考えても良いでしょう。しかも地方銀行には、融資などの相談に乗ってもらいやすいメリットがあります。それからインターネット銀行にも、振込手数料が安い、24時間リアルタイムで決済が可能などのメリットがあります。特にネットショップなどのネット事業を行う場合には、有力な選択肢です。

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